会長方針

『共に未来を築く』

第54代会長 小 林 弘 文

 新型コロナウイルス感染症パンデミックは、私たちが互いに支え合い、協力し合う必要性を浮き彫りにした数年間でした。第5類引き下げ後の今後の八戸北ロータリークラブは、共に未来を築くというテーマを掲げ、会員メンバーの結束を強化し、地域の課題や様々な諸問題に取り組みながら、持続可能な社会の実現に向けて力を合わせます。

 尊敬するクラブロータリアンの皆様へ

 私がこの度、ロータリークラブの会長に選出されたことを光栄に思っております。コロナウイルスのパンデミックが我々の生活と活動に大きな影響を与えましたが、終息への道が見え始め、新たな時代に向けての活動を展開する準備が整いました。私の会長方針は、コロナ後の新しいスタートを切るために、以下の5つの柱に基づいています。

1.安全と健康の確保
 終息後も安全と健康が最優先です。私たちは、感染予防策の徹底や公衆衛生機関のガイドラインに沿った活動を行い、会員や参加者の安全を確保します。また、情報の正確性と透明性を重視し、会員と地域社会に適切な情報を提供します。
2.リカバリーと支援
 コロナの影響を受けた地域社会のリカバリーと支援が重要です。特に最も脆弱な人々や団体に目を向けてサポートを行います。こども宅食、食堂の支援や、また、孤独になりやすい乳幼児の子育て世代を中心に支援とサポートを行います。
3.地域との結束と活性化
 終息後の社会では、地域との結束と活性化が重要な役割を果たします。私たちは、地域のイベントや活動に積極的に参加し、地域コミュニティの結束を強めることに努めます。また、友好クラブであります松戸東ロータリークラブ様との相互交流を今年度も継続できるように模索します。
4.会員の多様性と包括性の促進
 私たちは、会員相互の多様性と包括性を重視します。異なる専門分野や背景を持つ会員が集い、相互に学び合いながら、クラブの活動に貢献します。女性や若者、地域の異なる人々など、多様な人材を積極的に勧誘し、クラブのパートナーシップを広げていきます。
5.持続可能な社会への貢献
 私たちは、地球環境の保護と持続可能な社会の実現に向けて貢献します。清掃活動、リサイクル活動の推進、廃棄食品削減や環境負荷の教育や意識啓発活動など、地球にやさしい取り組みを推進します。

 この会長方針は、コロナ終息後の新たな時代において、クラブの発展と社会への貢献を重視するものです。今後一年間、会員皆様、ご理解とご協力をお願いいたします。

活動目標  ・会員1名以上の純増
      ・地区目標の推進
      ・MY ROTARYの登録推進
      ・他クラブとの親睦交流
      ・財団寄付:年次基金150ドル/人、ポリオプラス30ドル/人
      ・米山記念奨学金寄付:特別寄付2万円/人、普通寄付3千円/人