「変化」と「継続」
第55代会長 千 葉 哲 也
この度の令和6年能登半島地震により犠牲となられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆様、また、ご家族・関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被災地域の皆様の安全と、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
新型コロナウィルスが第5類に分類され一応の落ち着きを取り戻しました。このウィルスが猛威を振るった期間、私たちを取り巻く環境も大きく変化しました。人との接触に制限が入り、その中での活動の在り方に変化を求められました。また、令和6年の年初には能登半島地震により甚大な被害と共に避難生活を余儀なくされている方も多数発生しています。台湾での地震も発生いたしました。いつ何処で何が起きるかわからない事を改めて強く実感しています。この様な時代だからこそロータリアンとして互いに奉仕の気持ちを大切にしていきたいと強く感じております。
さて、今年度の方針は、「変化」と「継続」といたしました。
ベースには、「楽しい」ロータリー活動でなくてはならないとの思いがあります。奉仕の輪を広げるという事の根本には、参加している人それぞれが「楽しさ」を感じ合える仲間と一緒になる事。そしてその上で「奉仕活動」を展開する事があるように思います。そういう点で八戸北ロータリーは、居心地の良い楽しいロータリーであると感じています。
今回、会長に選出され様々研修の中で感じた事は、より多くの人の想いと参加が必要であること、その為にも活動自体が楽しくなくてはならない事、そして私たち自身の楽しさを発信し多くの人に伝えていく事がポイントではないかという事です。
「楽しさ」が会員の参加につながるとともに離脱を防止しメンバー各々の楽しさの発信が「会員増強」につながると信じ、更なる「楽しさ」を追求しながら会を運営していこうと思います。
「変化」
活動を楽しむと言っても活動ですから私は目標が必要だと思います。目標は、達成に向けた活動をする事にも「楽しみ」を持ちたいと考えます。現在の組織の在り方を皆様の意見を聴きながらより具体的な活動に繋げ目標を達成するという「楽しさ」も得られるように見直していきたいと思います。
地区ガバナーのスローガンは、「個性輝くロータリー」です。ひとり一人の思いも考えも違います。新たな視点や意見を取りいれ日々の活動にも「楽しさ」を付加できるよう「変化」を取り入れていきたいと思います。
「継続」
「継続」は、地区ガバナーの重点項目に表現されています。奉仕活動は、一過性のものではなく毎年行われることが奉仕を受ける側にとってもする側にとってもより有意義に機能するように思います。目に見える「奉仕活動」を継続し地域へ発信し続ける事で地域の認知を更に高め会員増強に努めていきたいと思います。
花田地区ガバナーより2830地区には、緊急事態宣言なされました。会員増強が急務の課題として打ち出されています。会員増強の為の具体的な策の必要も有りますが、根本には「楽しさ」が必要と思います。「楽しさ」の基盤の上に「変化」としてより具体的な活動を展開できるよう体制を見直し、「継続」をもった活動を通じ地域にインパクトを与え活動の輪を広げていきたいと思います。
最後に今年度RI会長のテーマは、「ロータリーのマジック」です。「マジック」の解釈には十分注意してほしいとのメッセージが有りましたが、まずは私たちが「マジック」を楽しむように活動していきたいと思います。皆様一年間よろしくお願いいたします。
活動目標 ・例会参加率の維持向上(夜間例会の毎月開催・メイクアップ先輩同行)
・組織体制の見直し(2025-26年度に向けた体制見直し)
・会員増1名(退会防止・入会促進)
・財団寄付:年次基金 150ドル/人、ポリオ・プラス 30ドル/人
・米山記念奨学金寄付:特別寄付 2万円/人、普通寄付 3千円/人